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2013年2月26日

<花鳥風月・51>アカウソ

 普通のウソは頬と喉だけが赤いが、アカウソは胸から腹にかけた部分も赤い。また、ウソは漂鳥なのに対し、アカウソは冬鳥。

 ウソは冬に低地で見られるが、その数は年によって異なり、漂鳥のウソが多い年は冬鳥のアカウソの渡来も多いようである。年によって小鳥の数に変動があるのは、その地の餌の多少に由来するように思われる。

 アカウソはウソと共に行動し、桜の若芽を好んで採食するため、嫌われ者になることがある。

 撮影は神奈川県山北町。

 

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