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2016年11月22日

「誰もが安心して医療を受けられる社会を」  難病団体などの「全国患者・家族集会2016」

 日本難病・疾病団体協議会(JPA)などが呼び掛けた「全国患者・家族集会2016~誰もが安心して医療が受けられる社会を目指して」が22日、参院議員会館で開かれ、患者団体メンバーら約100人が参加した=写真

n161122.JPG 今年は各種難病、がん、てんかん、腎臓病などの患者団体や支援組織10団体の代表によるリレートークが行われ、代表たちは各疾病の現況や医療政策への要望などを訴えた。その中で、長谷川三枝子・日本リウマチ友の会会長はリウマチ患者の実態を解説した後、患者の声が必ずしも医療政策に反映されない日本の体制を指摘し、医療の基本理念を盛り込んだ「医療基本法」の早期制定の必要性を強く訴えた。

 森幸子・JPA代表理事が「障害者差別解消法や難病法など、法的な枠組みは一定程度整ったが、多様な制度や対策で成り立っている日本の社会保障制度はまだ不十分で非効率。日本が世界に誇る国民皆保険制度を堅持・充実を図ることが、福祉充実の基本になる」とのアピール文を読み上げ、採択した。

 この日の集会は、2年前に制定された難病法の施行によって、従来開いてきた「難病・慢性疾患全国フォーラム」がその役割を一応終えたことから、新たな方向性を探る中で開いたもので、来年秋には大々的な集会を開く計画だ。

 

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