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2016年5月 3日

<花鳥風月・217>タカブシギ(鷹斑鷸)

 尾羽に鷹斑(たかふ、白い地色に走っている黒っぽい数本の縞のこと)があるのが名前の由来。全長21センチ、雌雄同色の旅鳥。

 水田、湿地、河川、湖沼などに生息し、海水域に入ることはほとんどない。水深の浅い場所で昆虫類、甲殻類、タニシなどを採食する。

 田起こしの済んだ田んぼで周囲の色に溶け込んでいたが、体を上下に動かしていたことから見つけることができた。撮影は静岡県富士市の浮島が原。

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