ディップが２０日発表した５月のアルバイト時給データによると、平均時給は９９４円で前月比５円減、前年同月比１２円増（１．２％増）となり、前年同月比は９カ月連続でプラスとなったが、３月に回復した１０００円台を再び割り込んだまま推移している。
職種別では、前年より増えたのが「オフィス」の１０２３円（同２．５％増）、「イベント」の１１８１円（同０．９％増）、「サービス」の１０５０円（同４．０％増）など７職種。これに対して、「ＩＴ・クリエイティブ」は１０１４円（同５．７％減）、「営業」は１１１５円（同４．０％減）、「医療・介護・福祉」も１０７６円（３．１％減）と５職種が下回った。
地域別では、関東の１０３３円（同０．７％増）、東海の９８５円（同０．６％増）、関西の１０１０円（同３．０％増）、九州の８８４円（同２．９％増）となり、全４地域で前年を上回った。
時給は、同社のアルバイト求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データ約１７．５万件を基に集計した。
