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2026年11月 6日

実質賃金、9カ月連続でプラス持続 伸び率も2%台に戻る、毎勤9月速報

 厚生労働省が6日発表した毎月勤労統計調査の9月速報値(従業員5人以上)によると、労働者1人あたり現金給与総額は31万1409円(前年同月比4.6%増)で57カ月連続のプラスとなった。物価上昇分を差し引いた実質賃金指数(20年=100、持ち家の帰属家賃を除く)も83.7(同2.2%増)となり、1月以来、9カ月連続のプラス。16年暮れから1年続いたプラス期間に次ぐ"長期化"を続けている。伸び率も8月の1.6%から6、7月の2%台に戻った。物価上昇の落ち着きと賃上げ効果が寄与しているため。

 給与額のうち、基本給などの所定内給与は27万9182円(同3.7%増)、ボーナスなどの特別給与は1万2258円(同32.6%増)だった。雇用形態別の総額は、正社員が中心の一般労働者が40万1722円(同5.0%増)、パートタイム労働者は11万4412円(同4.2%増)となり、8月に続きいずれも順調な伸びだった。

 産業別で大きく伸びたのは、「金融、保険業」の48万6998円(同12.5%増)。次いで「学術研究等」が49万206円(同8.5%増)、「情報通信業」が47万8139円(同6.8%増)など、6産業で6%以上伸びをみせた。全16産業の中で「生活関連サービス等」のみ、22万3022円(同1.2%減)のマイナスだった。

 月間実労働時間は132.7時間(同1.4%減)。月末の常用労働者数は5214.7万人(同0.8%増)で、パートタイム比率は31.44%(同0.30ポイント増)だった。雇用数は8月と同様に16産業のうち、「飲食サービス業等」など11産業で増えた一方、「鉱業、採石業等」など5産業で減少した。

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