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2018年5月15日

売上高、22%増の過去最高更新、パーソルG3月期連結決算

 パーソルグループが15日発表した2018年3月期連結決算(日本基準)によると、売上高は7221億8300万円(前期比22.0%増)、営業利益は360億6800万円(同8.0%増)、経常利益は351億800万円(同2.8%増)、当期純利益は77億6900万円(同56.4%減)となった。当期純利益以外は売上高、利益とも過去最高を更新し、売上高は4年連続の2ケタ増。期末配当は1株10円とし、中間配当の9円と合わせて年間19円の増配。

 主力の人材派遣が売上高4810億円と9%伸びたのに加え、昨年秋の豪プログラムド社の買収やケリーサービスとの合弁範囲拡大などの海外事業が増収に貢献した。一方、パーソルキャリアのフリーペーパー「an」の不調とウェブへの一本化などで減損損失を計上したため、当期純利益は半減した。

 19年3月期の見通しは、プログラムド社買収の効果が本格的に表れるとして売上高9400億円(前期比30.2%増)、営業利益425億円(同17.8%増)、経常利益415億円(同18.2%増)、当期純利益218億円(同約2.8倍)の大幅な増収増益を見込んでいる。配当は20円の増配を予定している。

 

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