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2019年3月 6日

最大の職場変化は「ネットの普及」  平成新卒入社の社会人調査、アデコ

 アデコが6日発表した平成元年(1989年)入社の社会人1000人を対象にした調査によると、この30年間で変わった職場環境は「インターネットの普及で仕事のやり方が変わった」、社会現象では「東日本大震災」が最も印象に残っていることがわかった。

 職場環境で変わったことは「ネットの普及」の60.2%に次いで、「職場が禁煙になった」(43.7%)、「個人用パソコンの支給」(41.5%)、「コミュニケーション手段が電話、ファクスからメール、チャットに変わった」(40.6%)などが続き、ITの波がビジネス環境を一変させたことを鮮明にしている(複数解答)。

 労働条件について現在と比べると、「労働時間が短くなった」が68.3%、「勤務形態が柔軟になり、仕事がしやすくなった」が63.8%、「育児・介護と仕事の両立がしやすくなった」が79.2%、「セクハラ、パワハラが減った」が73.2%など、仕事をめぐる環境は30年でかなり改善したことがうかがえる。

 一方、平成で最も印象に残っている社会事象は「東日本大震災」の44.7%がダントツに多く、「阪神・淡路大震災」(19.5%)、「地下鉄サリン事件」(11.9%)、「バブル崩壊」(6.1%)、「米同時多発テロ事件」(6.1%)と続いた。二つの大地震がサラリーマンにも強く印象付けられたようだ。

 調査は昨年暮れ、平成元年に新卒入社した社会人1000人(男524人、女476人)に対してネットで実施した。

 

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