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2019年5月31日

4月有効求人倍率は1.63倍、6カ月連続の横ばい

n190531.png 厚生労働省が31日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同じ1.63倍となった。昨年11月から6カ月連続の横ばいで、高止まり状態から変化していない。第1次石油ショック直後の74年1月の1.64倍以来の高さのままだ。

 都道府県別(就業地別)では前月と同様に福井県の2.25倍が最高で、最低は北海道の1.28倍だった。

 新規求人倍率は2.48倍で前月比0.06ポイント上昇。新規求人数(原数値)は前年同月比0.3%減となり、業種別では建設業の同5.9%増、医療・福祉の同4.8%増などで増え、生活関連サービス・娯楽の同8.0%減、教育・学習支援の同7.2%減などで減少した。

 また、正社員の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同じ1.16倍となった。

4月の完全失業率は2.4%に低下

 総務省が31日発表した4月の就業者数は6708万人で、前年同月比37万人増、76カ月連続の増加となった。完全失業者は176万人で同4万人の減少と2カ月ぶりに減った。

 この結果、完全失業率(季節調整値)は2.4%と前月比0.1ポイント低下した。昨年5月の2.3%以来、2.4~2.5%の間で推移している。これは1992年後半~93年前半と同じ水準。男女別では男性が2.5%、女性が2.3%で男性が前月比0.3ポイント低下した。

 形態別雇用者数では役員を除く雇用者5616万人のうち、正社員は3500万人で前年同月より33万人増。非正規社員も2116万人で同12万人増となり、非正規率は37.7%と前月より1.1ポイント低下した。非正規のうち派遣社員は137万人で同3万人増加した。

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