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2019年9月10日

86%が「取りたい」も、「取った」は10%  エン・ジャパンの男性育休調査

 エン・ジャパンが10日発表した「男性育休」実態調査によると、ミドル世代の53%が男性の育児休暇の義務化に「賛成」と回答。男性の86%が「育休を取得したい」と考えているものの、取得経験者はわずか10%にとどまっていることがわかった。

 男性でこれから子供を持つ予定の人に育休取得の意欲を聞いたところ、「積極的に取得したい」が41%、「できれば取得したい」が45%で合計86%にのぼった。しかし、子供のいる男性に“実績”を聞いたところ、「取得経験がある」はわずか10%で、残る90%はなかった。

 育休の妥当な期間は「1~3カ月未満」が23%で最も多かったが、取得者の実績は「3~5日未満」が最多の26%で、やはり「理想と現実」に大きな開きがあった。

 育休取得が低い理由については(複数回答)、「社内に育休を取りやすい雰囲気がない」が72%で最も多く、「社内制度が不十分」(61%)、「育休中の所得保証が不十分」(53%)などが続いた。女性に限ると、「育児は女性の役割という考えが根強い」が65%にのぼり、男性の39%を大きく上回った。

 調査は8月、同社サイト「ミドルの転職」利用者の35歳以上男女2509人から回答を得た。
 

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