ニュース記事一覧へ

2019年10月 8日

8月の現金給与もマイナス、2カ月連続  毎勤統計速報

 厚生労働省が8日発表した毎月勤労統計の8月速報値(従業員5人以上)によると、労働者1人あたり現金給与総額は27万6296円(前年同月比0.2%減)で、7月に続いて2カ月連続のマイナスとなった。実質賃金指数(2015年=100)も85.6(同0.6%減)で8カ月連続のマイナスだった。

 基本給の所定内給与、残業代などの所定外給与はプラスだったが、夏の賞与などの特別給与が同11.0%減となったことで総額もマイナスとなった。

 月間総実労働時間は136.0時間(同2.8%減)で、9カ月連続の減少。常用労働者数は5099.9万人(同2.0%増)で、パートタイム比率は31.39%(同0.49ポイント増)となった。
 

PAGETOP