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2019年10月17日

母子世帯の過半数が「貧困世帯」  JILPTの18年子育て世帯調査

 労働政策研究・研修機構(JILPT)が17日発表した第5回「子育て世帯全国調査」(速報、18年)によると、平均年収は2人親世帯が734.7万円で、1人親世帯は父子が623.5万円、母子が299.9万円だった。前回(16年)より2人親は約13万円、父子は約118万円増え、母子は約17万円減少した。

 可処分所得が厚生労働省の貧困線を下回っている世帯の比率(相対的貧困率)は、2人親が5.9%(前回比0.3ポイント減)だったのに対して、父子は22.9%(同12.3ポイント増)、母子は51.4%(同4.4ポイント増)。さらに貧困線の半分以下(ディープ・プア)の世帯は各0.5%(同0.3ポイント増)、8.6%(同4.3ポイント増)、13.3%(同0.1ポイント増)と、父子世帯の比率が上がったものの、母子家庭の貧困率は前回からほとんど変化がみられなかった。

 調査は11年から始め、今回で5回目。18年11~12月、末の子が18歳未満の2人親世帯と1人親世帯を各2000世帯ずつ選んで調査し、2人親は1096世帯、1人親は878世帯から有効回答を得た。

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