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2019年12月10日

半数近くが「十分な看護できていない」 マイナビの19年度版看護師白書

 マイナビが10日発表した2019年度版「看護師白書」によると、1カ月間の残業時間は「5時間未満」が最多の25.9%で、「5~10時間未満」が18.6%、「10~20時間未満」が18.3%、「なし」も13.2%あった。比率は少ないが「70時間以上」が1.2%あった。

 十分な看護が提供できているかどうかについては「どちらかといえばできている」と感じている人が49.5%と半数近かったが、「どちらかといえばできていない」が34.3%、「できていない」も11.5%あった。「できていない」理由として「看護職員不足」「看護以外の業務が多い」を挙げる人が多かった。

 職場の人間関係では「職位、年齢、職種にかかわらず、対等にコミュニケーションができる環境」を求める声が多く、同社では「業務量の多さと人員不足で負担が重なり、心の余裕がなくなってハラスメントが起きやすいのではないか」と分析している。

 調査は同社の「マイナビ看護師」登録者らを対象に昨年10月~今年3月に実施、1567人から回答を得た。
 

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