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2020年8月19日

7月のバイト時給1073円の微増 求人件数は2割減、ディップ調査

n200819.png ディップが19日発表した7月のアルバイト時給は平均1073円で、前月比24円(2.2%)減、前年同月比1円(0.1%)増となった。前年比は5月に45カ月ぶりのマイナスとなったが、6月は再びプラスに転じ、7月もかろうじてプラスを維持した。しかし、前月比は大きく低下し、新型コロナウイルスの感染拡大がバイト需要に影響した結果とみられる。

 大職種別にみると、前月と同様に事務が1275円(同5.2%増)、製造・技能が1057円(同0.2%増)、教育が1401円(同3.9%増)と上昇する一方、専門職の1120円(同16.4%減)、飲食の995円(同1.6%減)など5職種が下回った。

 地域別では関東が1126円(同0.6%減)、東海が1029円(同0.2%減)、関西が1115円(同3.7%増)、九州が933円(同2.5%減)となり関西以外は軒並みマイナスだった。

 同社の「バイトル」に掲載された求人件数は約13.2万件で、前月比9.6%増、前年比22.4%減となり、前年比は前月の30%減からやや持ち直したが、大幅落ち込みは変わらない。

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