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2020年11月25日

遠い本格回復、10月の求人広告件数 全求協集計

n201125.png 全国求人情報協会が25日発表した10月の求人広告掲載件数(週平均・職種別合計)は76万7918件で、前年同月に比べ48.9%減となった。5月を底に、その後は一進一退が続いており、本格的な回復は来年以降になりそうだ。

 職種別でみると、「サービス」の中で「飲食店スタッフ」が前年同月に比べ64.1%減、「調理スタッフ」は同60.3%減。「運搬・清掃・包装」は同39.6%減、最も掲載件数が多い「販売」も同52.2%減と大幅なマイナスが続いている。「医療・福祉サービス」は同32.0%減で、全職種の中で比較的回復が早い。

 雇用形態別では、全体の7割を占めるアルバイト・パートが同49.8%減、このほか正社員が同53.3%減、契約社員が同60.6%減だった。

 また、地域別では全国6ブロックすべてが同46.4%から55.5%の減少となっており、9月に比べてやや改善した。

 調査は、全求協が主要15社から週ごとの広告データの提供(派遣・職業紹介を除く)を受け、再集計して週平均値を算出している。


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