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2020年11月26日

冬ボーナス、企業の2割が「減額」 エン・ジャパン調査

 エン・ジャパンが26日発表した「2020年冬季賞与実態調査」によると、支給予定企業の48%が「昨年並み」と回答したものの、「減額予定」が21%(前年比15ポイント増)に増え、「増額予定」は12%(同8ポイント減)に減っていることがわかった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景気の急落が影響したとみられる。

 賞与の支給予定企業の比率は66%だが、業種によってかなり比率は異なり、「メーカー」(89%)、「商社」(79%)などは高い一方で、「マスコミ・広告」(35%)、「サービス」(49%)などは低かった。

 ただ、支給額については「減らす」企業は「マスコミ・広告」の57%、「メーカー」の41%を筆頭に、「商社」でも26%に上った。企業規模で「減らす」企業が最も多いのは従業員が「100~299人」の31%の一方で、「1000人以上」では17%、「1~49人」でも19%にとどまった。

 昨年に比べて景気の下降・低迷を感じている企業は8割近くあり、それを反映して悩みや課題も「業績不振・原資確保」が37%(同10ポイント増)と最も多くなり、「社員のモチベーションへの影響」の29%(同3ポイント減)、「社員の評価・査定基準」の27%(同7ポイント減)などの項目は少し下がっている(複数回答)。

 調査は10月26日から1カ月間実施、1263社から有効回答を得た。

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