厚生労働省が31日発表した2024年度労働者派遣事業報告書の集計(4万3812事業所・速報)によると、派遣労働者数は219万9639人(前年度比3.9%増)で、内訳は無期雇用派遣が90万8956人(同7.9%増)、有期雇用派遣が129万683人(同1.3%増)となり、無期派遣の伸び率が高かった。派遣先件数は86万1926件(同7.9%増)、売上高は9兆9005億円(同9.4%増)と伸びた=グラフ。来年3月末に集計される25年度の売上高は10兆円を突破する見通しだ。
派遣料金(8時間換算)は平均2万6257円(同3.6%増)で、内訳は無期派遣が2万7063円(同3.3%増)、有期派遣が2万2226円(同4.3%増)とどちらも上昇した。派遣労働者の賃金(同)も平均1万6735円(同3.4%増)で、無期が1万7181円(同3.1%増)、有期が1万4407円(同3.7%増)で、どちらも伸びている。
法律に定められている雇用安定措置については、対象労働者113万707人のうち、1号(派遣先への直接雇用)を講じた人数は6万7887人で実際に雇用されたのは2万7803人。2号(別の派遣先)は58万5483人、3号(派遣元での無期雇用)は1万2270人、4号(その他の措置)は5万9518人。割合でみると、1号6.0%、2号51.8%、3号1.1%、4号5.3%となり、別の派遣先の紹介が半数を占めている。
25年6月時点の派遣労働者、5%増の201万人
一方、厚労省が同日発表した2025年6月1日時点の労働者派遣事業報告(速報)によると、派遣事業所は4万4110事業所(前年比0.2%増)、派遣労働者数は200万9094人(同5.0%増)だった。そのうち、無期雇用が87万4747人(同7.0%増)、有期雇用が113万4347人(同3.5%増)となり、いずれも増加した。
このうち、製造派遣は42万8562人(同4.3%増)で、内訳は無期雇用が18万3263人(同8.7%増)、有期雇用が24万5299人(同1.2%増)。日雇い派遣は4万854人(同36.5%増)と前年度の大幅減から戻した格好だ。






















