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2021年2月 9日

大企業の6割が「リアル・会場型」入社式 新人研修も「リアルとオンライン併用」が3割

 ディスコは9日、4月の入社式と新入社員の研修実施予定についての企業調査を発表した。それによると、入社式を「行う」企業は84.2%に上り、形式も「リアル・会場型のみ」が76.2%だったが、新人研修で「リアル・会場型が中心」は50.6%にとどまった。入社式を行う企業は前年の93.7%から9.5ポイント減っている。

 入社式の形式は企業規模によって異なり、従業員299人までの中小企業は「リアル型」が87.6%を占めているのに対して、300~999人は77.3%、1000人以上では61.9%に減少、「リアルとオンラインの併用」が26.1%、「オンラインのみ」も11.9%あった。大企業ほど移動や密を避けるコロナ対策を意識しているようだ。

 研修では「リアルとオンライン」が25.2%、「オンライン中心」が11.5%あり、これについても「リアル型」は299人までの企業では61.7%が予定しているのに対して、300~999人では50.5%。1000人以上では38.5%に減り、「リアルとオンラインの併用」が31.1%ある。

 調査は1月27日~2月5日に実施し、1174社から回答を得た。

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