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2021年10月28日

製造業の投資回復で再び増収増益 メイテックGの9月連結中間決算

 メイテックグループが28日発表した2021年9月連結中間決算(日本基準)によると、新型コロナウイルスの感染拡大下でもメーカーの生産が回復傾向にあり、技術開発投資が活発になったことを反映して、売上高は509億1500万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は53億3600万円(同9.4%増)、経常利益は54億500万円(同10.1%増)、中間利益は35億4900万円(同13.1%増)となり、昨年の減収減益から一転して増収増益となった。中間配当は1株78.50円(同10.0円増)の増配とする。

 内訳はメイテックが売上高368億4100万円(同5.7%増)で、9月末エンジニア数は7564人(同1.5%増)。メイテックフィルダーズが各119億8700万円(同16.7%増)、3711人(同17.3%増)。全エンジニア数は1万1275人(同6.2%増)となった。稼働率はメイテックが91.0%(同1.5ポイント増)、メイテックフィルダーズが83.9%(同1.9ポイント減)で、メイテックフィルダーズの稼働率低下が続いている。

 通期予想でも売上高1070億円(前期比10.7%増)、営業利益123億円(同20.2%増)、当期純利益84億円(同19.5%増)の増収増益を予想し、再び売上高が1000億円の大台を回復するとみている。期末配当は107.0円で年間185.50円(同1.5円増)の増配を予定している。5月の決算発表時は、先行き不透明を理由に通期予想を発表しなかった。一昨年は年間売上高が初の1000億円を突破して過去最高を記録したが、...


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