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2021年11月22日

6000店舗割れ、これで"底入れ"? 上場14社の9月末居酒屋チェーン

 東京商工リサーチが22日発表した大手上場居酒屋チェーン14社の店舗数が9月末時点で5958店となり、コロナ前の19年12月末当時の7200店から1242店、17.2%減少したことがわかった。3カ月前の6月時点の6063店からさらに減少し、6000店を割り込んだ。

 減少率が最も大きかったのは「金の蔵」などを経営するSANKO MARKETING FOODSで、コロナ前の108店から55店に49.0%減少。次いで、JFLAホールディングスの843店から473店の43.8%減、「ダイヤモンドダイニング」などを運営するDDHDの435店から303店の30.3%減など。首都圏の主要駅前に積極出店していた店舗の撤退が目立つという。

 しかし、感染の第5波が収まって緊急事態宣言が全面解除され、10月以降には午後8時までのアルコール飲料の提供が解禁されたことなどから、客足は回復期基調にあり、客単価も回復傾向にある店が増えている。同社は「今後の感染状況次第」としたうえで、「居酒屋業界を取り巻く不透明感は徐々に解消に向かう可能性が出てきた」と予想しており、店舗減が"底入れ"した可能性を示唆している。


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