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2022年5月13日

売上高が初の1兆円、営業利益とも過去最高 「コロナ前」上回る、パーソルG3月期連結

 パーソルグループが13日発表した2022年3月期連結決算(日本基準)によると、売上高は1兆608億9300万円(前期比11.6%増)、営業利益は481億4300万円(同87.2%増)、経常利益は494億8400万円(同73.9%増)、当期純利益は315億2300万円(同約2.1倍)となり、前年の減収減益から一転、大幅な増収増益となった。

 売上高、利益とも過去最高で、売上高は初の1兆円を達成し、「コロナ前」を上回った。期末配当は1株22円とし、中間配当の20円と合わせて年間42円(同16円増)の増配とする。

 主力の人材派遣は派遣受注数が同25%伸びたことなどから、売上高は約5757億円(同8.6%増)、ITエンジニアの派遣も1211億円(同7.1%増)と順調に伸びた。人材紹介は企業の採用意欲の回復などによって約752億円(同26.4%増)と大きく伸び、昨年はコロナ禍で落ち込んだ海外派遣もシンガポールの回復などで2901億円(同15.4%増)まで回復した。

 通期見通しも、派遣の堅調に加えて...

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