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2022年10月28日

「勤務間インターバル」採用は5.8% 13%が検討、22年就労条件総合調査

 厚生労働省が28日発表した2022年「就労条件総合調査」によると、昨年の年次有給休暇の取得状況は年間付与日数が17.6日(前年比0.3ポイント減)で、実際の取得日数は10.3日(同0.2ポイント増)となり、取得率は58.3%(同1.7ポイント増)だった。1984年以降の過去最高を更新したものの、まだ4割以上の有休を残している状況は変わらない。

 また、過労死等防止対策の一つとして有力視されている「勤務間インターバル制度」を採用している企業はわずか5.8%(同1.2ポイント増)で、採用を検討している企業は12.7%(同1.1ポイント減)。導入予定のない企業は80.4%(同0.2ポイント増)の圧倒的多数を占めている。採用企業の平均間隔時間は10時間22分。

 導入予定のない企業に理由を聞いたところ(複数回答)、「超過勤務の機会が少なく、導入の必要性を感じない」が53.5%で最も多かったが、「制度を知らなかった」も17.1%あった。

 調査は常用労働者30人以上の企業約6387社を抽出して、22年1月1日時点の状況を聞き、3757社から有効回答を得た(回答率58.8%)。

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