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2024年2月 9日

昨年の転職者328万人、2年連続増 転職希望者は1千万人突破、総務省

 総務省が9日発表した「労働力調査(詳細集計)の2023年平均結果」によると、正規職員・従業員数は3606万人(前年比18万人増)で9年連続の増加、非正規も2124万人(同23万人増)で2年連続の増加となった。失業者数は前年と同じ198万人だったが、失業期間が1年以上の失業者数は59万人(同7万人減)で、"コロナ明け"の経済回復で人手不足が顕在化したことが背景にある。

 転職者数は328万人(同25万人増)と2年連続の増加で、近年では19年の353万人、18年の330万人に次ぐ水準。転職希望者数も1007万人(同39万人増)と7年連続の増加で、1000万人台を超えた。転職者は男性が151万人(同12万人増)、女性が177万人(同14万人増)で、女性の方が多かった。

 就業者6738万人のうち、週35時間未満就業の追加就業希望者は190万人(同5万人減)に減った。また、非労働力人口(15歳以上で就業者と完全失業者以外の合計)4061万人のうち、潜在労働力人口(就業者でも失業者でもない求職者)は36万人(同1万人増)だった。この結果、未活用労働指標は6.1%(同0.1ポイント減)3年連続で低下した。

 未活用労働指標は労働力人口と潜在労働力を分母に、失業者、追加就労希望者、潜在労働力人口を分子にした比率で、失業者だけでなく、労働市場で十分に活用されていない層を幅広くとらえた指標。

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