エン・ジャパンが20日発表した7月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1706円(前月比0.1%増、前年同月比0.2%増)となり、2カ月連続で過去最高を更新。前年比は35カ月連続のプラスだった。関西万博関連の求人が増えたほか、介護分野での時給引き上げがなどがプラスに作用した。
職種別(大分類)では、6月と同様にクリエイティブ系が2018円(前年同月比4.8%増)と大きく伸びたほか、技術系も2036円(同2.1%増)と堅調。5月以来、3カ月連続で全7職種がプラスとなった。
地域別でも、関東が1771円(同1.3%増)、東海が1475円(同1.9%増)、関西が1522円(同2.2%増)と3地域ともプラスになった。
3大都市圏以外では北海道が1376円(同6.2%増)、東北が1272円(同1.3%増)、北信越が1261円(同1.4%増)、中国・四国が1326円(同2.2%増)、九州・沖縄が1324円(同2.0%増)となり、5月以来、3カ月連続で全地域プラスとなっている。