パーソルホールディングス(HD)が13日発表した2025年3月期連結決算(国際会計基準)によると、売上収益(売上高)は1兆4512億3800万円(前期比9.4%増)、営業利益は574億2600万円(同10.3%増)、税引き前利益(経常利益)は571億5600万円(同16.8%増)、当期利益は358億7100万円(同19.7%増)となり、4年連続で大幅増収増益となった。営業利益、当期利益とも過去最高。
主要指標の調整後EBITDA(営業利益+減価償却費など)は783億4000万円(同8.3%増)の過去最高で、調整後当期利益も414億4000万円(同6.6%増)のプラスに。期末配当は1株5円で、中間の4.5円と合わせて年間9.5円の増配とした。
主力の人材派遣は稼働者数が2.7%伸び、派遣請求単価も1.9%増となったことなどから、売上収益は約6024億円(同4.6%増)と堅調。受託請負のBPO事業は約1172億円(同5.8%増)、IT領域受託などのテクノロジー事業は約1147億円(同12.0%増)、人材紹介は約1446億円(同12.8%増)、アジア地域の人材サービスも約4761億円(同15.3%増)など、ほぼ全ての部門で増収となった。
通期見通しも事業全体の順調な伸びを想定し、売上収益1兆5400億円(前期比6.1%増)、...
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