パソナグループが15日発表した2025年5月期連結決算(日本基準)によると、売上高は3092億4000万円(前期比13.3%減)、営業利益マイナス12億3700万円(同67億9400万円の黒字)、経常利益マイナス4億6000万円(同71億5200万円の黒字)、当期純利益マイナス86億5800万円(同958億9100万円の黒字)の赤字決算となった。大阪・関西万博関連の追加費用が増えたため。年間配当は1株75円を維持する。
企業からの受託業務のBPOソリューションが大型案件のピークアウトなどで1372億円(同7.0%減)、人材派遣も稼働者減などで1348億円(同1.7%減)と主力分野が振るわなかった、加えて、万博関連費用が中間期の特別損失26億円からさらに拡大し、年間で48億2100万円に膨らんだことなどから、最終赤字に転落した。
通期予想は...
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