パーソルグループの障害者雇用支援会社、パーソルダイバースが28日発表した「はたらく障害者の就業実態・意識調査」によると、就労中の障害者の8割が「正社員」での雇用を求めているものの、実際の「正社員」は4割余に過ぎないことがわかった。
現在の雇用形態は「正社員」が45.6%で最も多く、「契約社員」が29.9%、「アルバイト」が15.3%、「派遣社員」が4.5%など。これに対して、今後の希望としては「正社員」が78.1%に上り、「契約社員」など三つを合わせても17.9%程度だった。
勤続年数は「1年以上~5年未満」が41.3%。以下、「1年未満」が26.8%、「5年以上~10年未満」が17.3%など。就労場所は「出社」が69.8%に上り、在宅との組み合わせの「ハイブリッド」が17.6%、「在宅など会社以外」が12.6%だった。
調査は5月13~20日に実施。「dodaチャレンジ」の登録障害者720人の有効回答を集計した。