帝国データバンクが31日発表した「食品主要195社の価格改定動向調査」によると、11月の値上げ予定は143品目で、単月の品目としては6カ月ぶりに1000品目を下回る今年最少となった。チョコレートなどの菓子が最多の49品目。
 累計では年間で2万580品目、平均値上げ率15%となり、24年の1万2520品目、17%に比べ、品目では大きく上回り、値上げ率では下回る見通しだ。品目で最も多いのは「調味料」の6221品目で、「酒類・飲料」の4901品目、「加工食品」の4787品目が続いている。原材料の価格高騰に加え、光熱費の上昇による生産コスト増、人手不足による労務費の上昇、物流費の上昇などが複合的に重なったため。






















