エンが17日発表した11月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1708円(前月比0.1%減、前年同月比0.5%増)となった。前年比は38カ月連続のプラスだった。オフィスワーク・事務系で高時給求人の比率が高まる傾向が続き、2カ月連続で過去最高を記録した。
職種別(大分類)では、クリエイティブ系が2070円(前年同月比5.7%増)と大きく伸び、医療・介護・福祉・教育系も1495円(同3.5%増)に伸びた。5月以来、7カ月連続で全7職種がプラスとなっている。
地域別でも、関東が1773円(同0.7%増)、東海が1486円(同1.2%増)、関西が1529円(同1.7%増)と3地域ともプラスが続いているが、3地域とも前月より下がった。
3大都市圏以外では北海道が1372円(同4.2%増)、東北が1280円(同2.0%増)、北信越が1258円(同2.4%増)、中国・四国が1328円(同1.0%増)、九州・沖縄が1340円(同3.0%増)となり、全地域でプラスとなった。
ディップが同日発表した三大都市圏の11月派遣時給は1636円(前月比0.7%減、前年同月比3.0%増)となり、3カ月ぶりに下落した。求人件数は約16.6万件(同12.5%減、同14.2%減)に減った。
リクルートが12日発表した三大都市圏の11月派遣スタッフ時給(募集時平均)は1620円(前月比0.7増、前年同月比1.4%増)だった。






















