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2026年1月26日

零細企業、定期給与は21万5585円 5人以上の74%、昨年7月の毎勤調査

 厚生労働省が26日発表した2025年毎月勤労統計特別調査によると、事業所規模1~4人の昨年7月の現金給与総額(決まって支給する額、定期給与)は21万5585円(前年同月比3.1%増)と6年連続で上昇したが、従業員5人以上の事業所の28万9946円の74.4%だった。近年は75%台で推移していたが、24年から75%を割り込み、給与格差がわずかながら開いている。

 男女別では男性が29万551円(同2.9%増)、女性が16万2690円(同3.8%増)といずれも増えたが、同様に男性の80.8%に対して女性は75.5%で、女性の水準がまだ低い状況が続いている。

 産業別で、最も高かったのは建設業の28万5897円(同3.5%増)、最も低かったのは宿泊・飲食サービス業の11万7443円(同2.6%増)。ただ、5人以上との比較では建設業は77.6%だったが、宿泊・飲食サービス業は88.6%。最も格差の大きい産業は製造業の23万5228円(同3.6%増)で69.1%だった。

 一方、24年8月~25年7月の1年間に支給した賞与などの特別給与は、全産業で31万784円(同13.7%増)と大きく伸びた。男女の内訳は男性の45万5203円(同15.3%増)に対して、女性は20万7079円(同12.3%増)で男性の伸びが上回った。

 1日の実労働時間は6.8時間(同0.1時間減)、ひと月の出勤日数は19.3日(同0.1日増)だった。

 調査は昨年8~9月、2万3760事業所を対象に実施し、1万9662事業から有効回答を得た(回答率82.8%)。

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