総務省が6日発表した2025年家計調査によると、1世帯(2人以上)あたりの消費支出は月額平均で31万4001円(前年比4.6%増)となり、物価上昇の影響を除いた実質も同0.9%増だった。プラスは3年ぶりで、食料などの節約志向の一方、大阪・関西万博の開催など旅行関連の支出が増えたため。
支出品目別の実質増減は、「食料」がコメなどの急騰で同1.2%減と6年連続のマイナスだったが、「教育」が同6.8%増、「交通・通信」が同6.7%増、「教養娯楽」も同3.7%増などと増えた。
この結果、支出に占める食費の割合を示すエンゲル係数は28.6%(同0.3ポイント増)となり、1981年の28.8%以来、44年ぶりの高さとなった。日本の場合、2000年代前半までは下がっていたが、05年の22.9%を底に上昇基調に転じている。
一方、勤労者世帯(2人以上)の実収入は65万3901円(同2.8%増)だったが、物価上昇(持ち家の帰属家賃を除く)を除く実質は同0.9%減。4年ぶりのプラスとなった24年の同1.4%増から再びマイナスに戻った。






















