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2026年3月31日

2月有効求人倍率は1.19倍、低下傾向"ひと休み"

n260331.jpg 厚生労働省が31日発表した2月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇の1.19倍となった。都道府県別(就業地別)の倍率は福井県の1.75倍が最高で、最低は大阪府の0.97倍。先行指標の新規求人倍率は、同0.01ポイント低下の2.10倍に、また正社員の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同じ0.99倍だった。

 有効求人倍率は、昨年1月の1.25倍からはほぼ毎月低下傾向が続いた。今年に入っても基調は変わらず、1月は1.18倍まで低下し、21年末の1.17倍と並ぶ水準となった。物価上昇によるコスト増や最低賃金の大幅上昇などで、求人を控える企業がすべての業種に広がっているため。2月はわずかに上昇したが、長期的には今後も低下傾向が続く可能性が高い。

 2月は企業側の有効求人数約233万人(原数値、前年同月比5.1%減)に対して、有効求職者数は約185万人(同0.1%減)で、依然として企業側の求人減の方が大きい。新規求人数も同7.8%減だった。産業別では「卸売・小売業」の同17.9%減、「生活関連サービス業」の同17.0%減、「宿泊、飲食業」の同14.7%減、などが目立ち、全11産業でマイナスとなった。

 活発な転職活動を背景に、求人・求職の双方でハローワークを通さず、人材紹介企業を通じてマッチングを図る動きが加速していることも要因の一つとみられる。

2月完全失業率は2.6%と再び低下

 総務省が31日発表した2月の就業者数は約6779万人で、前年同月比11万人増と2カ月ぶりの増加。完全失業者は同15万人増の約180万人と7カ月連続で増えた。この結果、完全失業率(季節調整値)は前月比0.1ポイント低下の2.6%となった。昨年8月から5カ月連続で2.6%の横ばいが続き、今年1月は6カ月ぶりに2.7%に上昇したものの、再びわずかに低下した。

 男女別では男性が2.8%、女性が2.4%で、男女とも前月から0.1ポイント低下しており、「総出の就労」傾向が強まっている。

 完全失業者180万人のうち、「勤務先都合」による離職は約26万人(同4万人増)で、「自己都合」離職も約74万人(同1万人増)。この結果、「新たに求職」は約52万人(同7万人増)となった。

 一方、形態別雇用者数では役員を除く雇用者5830万人のうち、正規従業員は3674万人(前年同月比30万人増)で28カ月連続の増加。非正規従業員も2156万人(同9万人増)と7カ月ぶりに増え、非正規比率は37.0%(同0.1ポイント減)となった。

 非正規の内訳はパートが1040万人(同5万人増)、アルバイトが498万人(同10万人増)、契約が278万人(同9万人増)、派遣が154万人(同1万人増)、嘱託が107万人(同9万人減)となり、嘱託以外はすべて増えている。

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