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2017年11月 8日

過去最高となる初の3万人突破 17年度上半期の大手3社転職紹介実績、人材協

 日本人材紹介事業協会が8日発表した2017年度上半期(17年4月~17年9月)の会員大手3社の転職紹介実績(速報値)によると、転職紹介人数は過去最高の3万695人(前年同期比13.7%増)となり、初の3万人の大台を突破。伸び率も2ケタ台の堅調ぶりで、転職市場は活発化している。

 調査に協力しているのは、同協会会員企業のジェイ エイ シー リクルートメント、パーソルキャリア、リクルートキャリアの3社。この10年の推移をグラフ=アドバンスニュース作成=でみると、08年のリーマン・ショックの影響で大幅に落ち込んだ09年度下半期(1万842人)を底に急速に伸び、15年度の伸び率に一服感が見られたものの、16年度以降は再び勢いを増している。

 17年上半期の業界別(首都圏)では、対象の5業界のうち、「IT・通信」が4618人(同11.4%増)、「電機・機械・化学等製造」が4788人(同19.9%増)、「コンシューマー(流通、小売り、サービスなど)」は7951人(同17.7%)の3業界が全体の上昇をけん引。一方、「メディカル」は1720人(同2.2%減)、「金融」が1476人(同13.5%減)と前年同期を割り込んだ。

 地域別では、「北海道・東北エリア」が407人(同57.1%増)、「首都圏」が2万564人(同12.0%増)、「関西圏」は5632人(同11.6%増)、「中部圏」が2978人(同24.3%増)、「中国・四国エリア」が507人(同21.0%増)、「九州エリア」が607人(同20.2%増)と、「北海道・東北エリア」を筆頭に6地域すべてで前年同期を大きく上回った。転職紹介人数が圧倒的に多い「首都圏」、「関西圏」、「中部圏」の三大都市圏のみならず、全国的に転職の動きが活発になっている様子がうかがえる。

 また、求職者の転職時の年齢は、「25歳以下」、「26~30歳」、「31~35歳」、「36~40歳」、「41歳以上」の全年齢層で増加した。人数で最も多かったのは「26~30歳」の1万1121人(同15.2%増)で、次いで「31~35歳」の6846人(同8.6%増)の順。伸び率でみると、15年度から2ケタ台のアップを続けてきた「41歳以上」が、今期は同6.1%増にとどまった。
 

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