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2014年3月11日

<花鳥風月・105>ツグミ

 全長24センチ、冬鳥。眉斑と腹は白く、腹には黒いうろこ模様がある。雌雄同色。

 土中のミミズや昆虫などを採食する際、地上を跳ね歩いては立ち止まって胸を張るポーズを繰り返す行動が、 ほぼ同じ大きさのムクドリ(留鳥)との違いである。

 冬によく聞こえた鳴き声(キュル キュル チュル キュル)が夏になると聞こえなくなることが、ツグミ(口をつぐむ)の名前の由来という説があるが、冬鳥なので夏に鳴き声が聞こえないのは当然である。

 

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