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2014年8月29日

7月の有効求人倍率は1.10倍  前月と同水準

n140829.png 厚生労働省が29日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.10倍となり、前月と同じだった。求人倍率は6月まで19カ月連続で上昇し、バブル崩壊直後の1992年6月と並ぶ22年ぶりの高水準になっていた。

 新規求人倍率は1.66倍で前月比0.01ポイントの低下と、3カ月ぶりに悪化した。新規求人数(原数値)は前年同月比4.5%増で、産業別で高いのは医療・福祉が同11.8%増、教育・学習支援業が同11.8%増、製造業が同9.8%増などとなっている。

7月の完全失業率は3.8%、2カ月連続で上昇

 総務省が29日発表した7月の就業者数は6357万人となり、前年同月比で46万人増。19カ連続で増加した。完全失業者は248万人で同7万人減と、50カ月連続の減少となった。

 この結果、完全失業率(季節調整値)は3.8%となり、前月比0.1ポイント上昇した。2カ月連続の上昇。男女別では男性が3.8%で前月と同じで、女性が3.7%で同0.2ポイントの上昇。消費増税に対応するため、新たに仕事探しに入った女性が増えたためとみられる。

 形態別雇用者数では役員を除く雇用者5247万人のうち、正社員は3307万人で前年同月より6万人減。一方、非正規社員は1939万人で60万人増え、非正規比率は37.0%に上がった。

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