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2014年12月26日

11月の有効求人倍率は1.12倍 今年最高水準

n141226.png 厚生労働省が26日発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.12倍となり、前月比0.02ポイント上昇した。求人倍率は9月に3年4カ月ぶりに低下したが、再び回復して今年最高を記録。22年前の1992年前半の水準に並んでいる。

 新規求人倍率は1.66倍で同0.03ポイント低下した。新規求人数(原数値)は前年同月比4.4%減で、産業別で高いのは宿泊・飲食サービスが同5.9%増、医療・福祉が同4.9%増、教育・学習支援が同0.4%増など。

 都道府県別では東京都の1.64倍が最高で、最低は沖縄県の0.77倍だった。前月と同様に27都府県で1倍を超えた。

11月の完全失業率は3.5%と横ばい 非正規比率は上昇

 総務省が26日発表した11月の就業者数は6371万人となり、前年同月と同じ。完全失業者は219万人で同30万人減と、54カ月連続の減少となった。

 この結果、完全失業率(季節調整値)は前月と同じ3.5%だった。男女別では男性が3.8%で前月と同じ、女性が3.1%で同0.1ポイントの低下となり、女性の就労状況が改善している。

 形態別雇用者数では役員を除く雇用者5294万人のうち、正社員は3281万人で前年同月より29万人減。一方、非正規社員は2012万人で48万人増え、非正規比率は38.0%と前月より0.5ポイント上昇した。派遣社員が19万人増えたのが目立つ。

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