ニュース記事一覧へ

2016年8月24日

3年連続で入職超過  厚労省の15年雇用動向調査

 厚生労働省が24日発表した2015年「雇用動向調査」によると、昨年1年間の入職者は774万9200人(入職率16.3%)、離職者数は713万1500人(離職率15.0%)となり、3年連続で入職率が離職率を上回った。この結果、常用労働者数は昨年1月の4744万4200人から今年1月には4806万1900人となり、約62万人増えた。サービス業などの人手不足を反映して、企業が採用者数を増やしたことがうかがわれる。

 雇用形態別では、パートタイマーの増加が目立ち、一般労働者の18万9300万人に対して、パートは42万8300人増え、今年1月で各3630万9500人、1175万2300人となった。

 転職後の賃金については、「増えた」が35.6%、「減った」が33.4%となり、前年と同様に増加が減少を上回った。

 調査は毎年2回実施し、今回は2回分を合算集計した。常用労働者が5人以上いる事業所から1万4855カ所を抽出し、1万157カ所(上半期)と9845カ所(下半期)から有効回答を得た。

 

【関連記事】
2年連続の入職超過、賃金も増加
厚労省の14年雇用動向調査(2015年8月27日)

  • 会員限定メールサービス「triangle」
  • 労政インタビュー
  • 実務詳解 職業安定法
  • 実務詳解 職業安定法
  • JobSuite TEMPORARY
  • FLJ
  • 社会保険労務士法人すばる
  • CROSS STAFF
  • 社労士法人ユアサイド中宮伸二郎
  • 労働新聞社
  • 三松堂株式会社
  • ワイン
  • HRMマガジン

JAPAN PRIVACY CONSULTANTS ASSOCIATION

PAGETOP