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2019年6月14日

8割が「日本で働いてみたい」  ディップのアジア5カ国調査

 ディップが14日発表したアジア5カ国在住の外国人を対象にした「日本での就業意向調査」によると、8割が「日本で働いてみたい」と回答し、回答者のほとんどが今春始まった「特定技能1号」に興味を持っていることがわかった。

 「日本で働いてみたい」と答えた人はフィリピンの95.0%を最高に、各国とも80%前後に達し、新たな在留資格である「特定技能」にも約98%が興味を示していた。その理由として、「自国より年収が高い」(74.0%)、「最先端技術を学びたい」(73.6%)、「働く環境が清潔」(72.0%)など(複数回答)。希望職種は介護、飲食店・フードが多かった。

 一方、不安としては「外国人差別」(67.2%)、「言葉の壁」(67.0%)、「収入・待遇のギャップ」(65.6%)などが挙がった(複数回答)。

 調査は5月下旬、中国、ベトナム、フィリピン、インドネシア、タイの5カ国の100人ずつ、計500人から聞いた。
 

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