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2020年11月19日

9割近い企業が忘・新年会開かず コロナ第3波警戒、東商リサーチ調査

 東京商工リサーチが19日発表した「忘・新年会に関する調査」によると、約9割の企業が今回は開催しない方針であることがわかった。新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、企業が神経をとがらせている様子がうかがわれる。

 最も多かったのは「昨年は開催したが、今年はしない」の66.8%で、「昨年も今年も開かない」が21.1%と計87.9%にのぼった。「昨年も今年も開く」が11.6%、「昨年は開かず、今年は開く」が0.5%あった。

 企業規模別では、資本金1億円以上の大企業で「今年は開かない」が92.9%に達し、同1億円未満企業では86.9%だった。都道府県別にみると、「開かない」企業が最も多かったのは北海道の93.0%で、札幌市を中心に感染者が急増していることが背景にあるとみられる。

 また、東京都は90.3%、神奈川県は90.5%、埼玉県は91.0%、大阪府は90.8%など、感染者数の多い都府県は軒並み9割を超える企業が取り止める方針だ。こうした傾向について、同社は「飲食店、ホテル、旅館などを中心に、年末年始の稼ぎ時に第3波の影響が直撃する可能性が高まっている」と予想している。

 調査は9~16日に実施し、1万59社から有効回答を得た。

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