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2021年3月15日

正規、非正規とも9年ぶり低水準 21年度の企業の採用予定、帝国データ

 帝国データバンクが15日発表した「2021年度の雇用動向調査」によると、正社員の採用(新卒、中途)予定のある企業は55.3%(前年比3.9ポイント減)と3年連続の減少となり、採用予定のない企業は32.5%(同4.7ポイント増)となった。採用予定は12年度の54.5%以来、9年ぶりの低い水準になりそうだ。

 企業規模別にみると、大企業で採用予定のある企業は79.5%(同3.4ポイント減)、中小企業も50.2%(同3.4ポイント減)と減少幅は同じで、企業規模を問わず採用に慎重な姿勢が目立つ。

 一方、非正規社員について採用予定のある企業は36.8%(同7.4ポイント減)、予定のない企業は48.2%(同8.0ポイント増)となり、正社員以上に採用に消極的な企業が多い結果となった。採用予定のある企業が30%台になるのは12年以来9年ぶり。コロナ禍による業績ダウンと先行き不透明の影響が色濃く出ている

 調査は2月12~28日、全国2万3702社を対象に実施し、1万1073社から有効回答を得た(回答率46.7%)。雇用動向に関する調査は今年で17回目。

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