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2022年5月11日

地元就職希望の学生は62.6% 2年連続増加、マイナビ調査

 マイナビが11日発表した「2023年卒大学生Uターン・地元就職に関する調査」によると、Uターンを含む地元就職を希望する学生は62.6%(前年比4.8ポイント増)と2年連続で増えた。同社は「コロナ禍で経済状況が不透明になったことなどから、地元就職意識が高まったのではないか」と推察している。
 
 地元希望はリーマン・ショック直後こそ70%台だったが、景気拡大で次第に低下。13年卒で60%台、19年卒で50%となり、21年卒で54.9%の底を付けた。

 地元志向のない人に地元就職の条件を聞いたところ、「働きたいと思うような企業が多くできる」が43.3%で最も多く、「給料の良い就職先」が41.5%、「地元に結婚したい相手ができる」が25.2%などと続いているが、いずれも前年より割合は増えている(複数回答)。

 調査は3月18日~4月6日に実施、来春卒業見込みの大学生、大学院生5420人から有効回答を得た。

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