帝国データバンクが26日発表した食品主要195社の価格改定動向調査によると、今年は1万2520品目で平均17%の値上げがあり、23年の3万2396品目、15%に比べて品目は大きく減り、値上げ幅は拡大したことがわかった。
今年は、品目別で「加工食品」が5757品目と最も多く、「酒類・飲料」が2652品目、「調味料」が1715品目、「菓子」が1307品目など。
25年はすでに4月までに加工食品を中心に6121品目、18%の値上げが予定されており、今年より6割増のペース。同社は「抑制気味だった傾向が、再び値上げラッシュになる可能性がある」と予測している。