エン・ジャパンが2日発表したコンサルタントを対象にした「ミドル世代の異業種転職(越境転職)実態調査」によると、異業種への転職希望者の出身は「メーカー」が最も多く、転職先は「IT・インターネット」が最も多いことがわかった。
直近1年間で異業種への転職希望者が「増えている」と答えたコンサルタントは71%に上り、転職前の業種は「メーカー」が最多の68%で、「IT・インターネット」が44%、「流通・小売・サービス」が38%で続いた(複数回答)。転職先も「IT・インターネット」が62%、「メーカー」が51%、「コンサルティング」が47%など(同)。
転職希望の理由で最も多いのは「今の業界・会社の先行き不安」の68%で、「成長業界・給与の高い業界で働きたい」の40%、「勤務時間など働き方を変えたい」の29%、「キャリアの幅を広げたい」の25%などが続いた(複数回答)。
調査は4月30日~5月7日に実施、同社の「ミドルの転職」を利用するコンサルタント174人の有効回答を集計した。