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2025年12月23日

正社員の不足度、再び上昇 11月労働経済調査、厚労省

 厚生労働省が23日発表した11月の労働経済動向調査によると、労働者過不足判断DI(「不足」から「過剰」を引いた数値)は正社員が49ポイント(前回、8月比3ポイント増)と再び上昇した。

 産業別で不足度の高いのは「建設」の63ポイント(同4ポイント増)「運輸、郵便」の60ポイント(同4ポイント増)などだが、ほとんどの産業で前回より不足度が上昇している。前回を下回ったのは「宿泊、飲食サービス」の40ポイント(同1ポイント減)ぐらいだ。

 パートタイム労働者については、全体で28ポイント(同1ポイント増)とほぼ横ばい。高いのは、「宿泊、飲食サービス」の49ポイント(同7ポイント増)などで、12産業のうち6産業で平均を上回った。

 調査は四半期ごとに実施。今回は11月1~7日、30人以上の常用労働者のいる5786事業所を対象にし、過半数の3226事業所から得た有効回答を集計・推計した。

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