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2026年1月 9日

昨年の休廃業・解散は6万7210件 3年連続で最多更新、東商リサーチ

 東京商工リサーチが9日発表した「休廃業・解散企業」動向調査によると、2025年は6万7210件(前年比7.2%増)と3年連続で過去最多を更新した。増加は4年連続。倒産は1万件を超える見通しで、両方を合わせると市場退出企業は7万7000件台になる見通しだ。

 休廃業の最大の理由は経営者の高齢化で、25年は60代以上が90%超、80代以上が34%に達した。同社によると、少子高齢化が進む中でこの流れを止めることは困難で、26年も増える可能性が高い。

 産業別では「サービス業他」が2万1961件(同9.2%増)で最も多く、「建設業」が1万283件(同9.6%増)で続いた。「情報通信業」が4189件(同15.2%増)に急増した。直近の決算では黒字企業が52.8%、赤字企業が47.2%という比率で、毎年、黒字企業の減少と赤字企業の増加傾向が続いている。

 一方、帝国データバンクが同日発表した25年の休廃業・解散企業は6万7949件(同1.6%減)と3年ぶりに前年を下回ったが、水準は高いまま。正社員雇用者数は累計9万3272人で、16年以降の最多を更新した。

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