東京商工リサーチが13日発表した全国企業倒産状況(負債1000万円以上)によると、昨年12月の倒産は928件、負債額2981億8200万円だった。この結果、2025年年間では1万300件(前年比2.9%増)、1兆5921億9000万円(同32.1%減)となり、件数は22年から4年連続で増加した。負債は2年連続で前年を下回った。
産業別件数では「サービス業」が3478件(同4.5%増)と前年に続いて最も多く、過去最多を更新。「建設業」が2014件(同4.7%増)、「製造業」が1186件(同3.9%増)、「小売業」が1172件(同6.7%増)で続き、10産業のうち7産業で増えた。
タイプ別では「物価高」倒産が767件(同9.3%増)と3年連続で増えた一方、「ゼロゼロ融資」利用後倒産は433件(同24.3%減)と2年連続の減少。「人手不足」関連が過去最多の397件(同36.0%増)と大きく増え、内訳は人件費高騰の152件、求人難の135件、従業員退職の110件など。
最大の倒産は「ドローンネット」の負債1445億円で、100億円以上は8件にとどまった。上場企業は東証グロースの「オルツ」(24億円)の1件だけだった。
一方、負債1000万円未満の倒産は527件(同1.6%減)と3年ぶりに減少したが、2年連続の500件台という"高止まり"状態が続いている。
帝国データバンクが同日発表した全国企業倒産集計によると、25年は1万261件(同3.6%増)、負債1兆5668億8800万円(同29.4%減)だった。件数は4年連続の増加で、13年以来、12年ぶりの1万件超えとなった。






















