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2026年6月10日

中東情勢、企業の8割以上が「影響あり」 4月より拡大、東商リサーチの6月調査

 東京商工リサーチが10日発表した第2回「中東情勢アンケート調査」によると、「マイナスの影響がある」と回答した企業は80.6%に上り、4月の1回目調査の78.7%から1.9ポイント上昇した。同社は「原油、ナフサなど化学製品基礎原料の高騰や品不足が影響を拡大している」と解説している。

 影響の度合いについては「大いにマイナス」が35.9%(前回比1.9ポイント減)、「少しマイナス」が44.7%(同3.9ポイント増)で計80.6%に達し、影響がジワジワ広がっている様子がうかがえた。また、「マイナス」は大企業で86.3%(同5.4ポイント増)、中小企業も80.2%(同1.7ポイント増)となり、大企業の深刻度が増していた。

 理由は「原油由来の素材・原材料の高騰によるコスト増(ガソリンを除く)」が73.3%で最も多く、「同素材・原材料の調達難」が59.7%、「ガソリンの高騰」が41.3%などだが、傾向は前回とほぼ同じだ。(複数回答)

 紛争の長期化に伴う調達・販売など経営戦略の見直しについては、「見直す可能性はない」が26.0%。「すでに見直している」が24.0%と多く、次いで「4~6カ月」が18,7%だった。「すでに見直し」は前回から8.8ポイント上昇しており、対応に追われる企業の増えている状況が浮かび上がっている。

 調査は1~8日に実施、7614社の有効回答を集計した。資本金1億円以上を大企業、同1億円未満を中小企業に分類した。

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