日本人材派遣協会(JASSA)は16日、オンライン形式で2026年度定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、川崎健一郎会長(アデコ会長)の後任に角裕一氏(ウィルグループ社長)を選出した。本年度は、多面的に構築してきたオンラインを活用しながら、引き続き「コンプライアンス支援」と「派遣社員のキャリア形成支援」、「情報提供・広報関連の強化」を事業の中核に据えて展開する方針だ。
角会長は「人材のマッチングにとどまらず、一人ひとりが自らの可能性を広げていくための『機会の創出』と『成長の支援』が一層重要になる。リスキリングやアップスキリングを通じた人材の価値向上、成長分野への円滑なキャリアの橋渡しの実現に向けて、働く人と企業、それぞれの多様なニーズに応え、人材派遣がより広く活用されていくよう役割をさらに広げていく」と強調した。
一方、6月2日に理事会社5社に公正取引委員会が立ち入り調査に入った件について、角会長は「協会を代表する立場として大変厳粛に受け止めている。事案を受け、業界としての信頼を回復し、さらに向上させていくことが喫緊の課題であると認識しており、執行体制は地域や多様な事業領域を行う事業会社の理事に加え、外部理事にも参画いただき、より一層の客観性と透明性の向上を図る」と述べた。






















