厚生労働省は19日、2025年度「ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況」を発表した。それによると、新規求職の申し込み件数は過去最高の27万8136件(前年度比3.7%増)、就職件数は11万5178件(同0.4%減)となり、就職率は41.4%(同1.7ポイント減)だった。
就職件数の減少は、就労継続支援A型事業所の相次ぐ倒産などで受け皿が縮小したため。就職率も24年度から2年連続で低下している。一方、ハローワークに届け出のあった解雇者は3692人で、前年度の9312人から大幅に減った。
就職件数と就職率の障害者別内訳は身体が2万1463件(同5.5%減)、36.3%(同1.4ポイント減)、知的が2万2215件(同1.0%減)、56.5%(同0.9ポイント増)、精神が6万6580件(同1.6%増)、40.3%(同2.5ポイント減)、難病患者らその他が4920件(同0.4%減)、34.1%(同0.6ポイント減)。件数では精神だけ、就職率では知的だけ伸びた。
厚労省が昨年末に発表した25年「障害者雇用状況」では、昨年6月時点の雇用者数は70万4610人の過去最高を記録したが、ハローワーク経由の就職率は2年連続で低下して40%台を切りかねない水準まで低迷しており、マッチング機能の強化が求められる。






















