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2026年8月27日

首都圏企業との競争力格差は「人材格差」 地方企業経営陣の調査、アデコ

 アデコが27日発表した「首都圏企業との競争力格差やデジタル技術活用に関する意識調査」によると、地方企業経営者の半数以上が首都圏企業との「競争力格差」を感じており、その要因の一つに「首都圏への人材流出」にあると考えていることがわかった。

 地方企業の経営者・役員が感じている首都圏企業との競争力格差については、25.4%が「感じている」、32.8%が「どちらかといえば感じている」と答え、合わせると58.2%に上った。

 格差を感じている要因としては、「市場規模の違い」が最多の45.4%だったが、「賃金水準の格差に起因する採用力の違い」が42.6%、「首都圏への人材流出による人手不足」も35.4%あった(複数回答)。

 このため、競争力強化のために注力していることとして、「人材採用」の54.4%、「業務の効率化」の41.4%、「コスト削減」の35.4%などが上位に挙がった。「社員のリスキリング・トレーニング」(30.0%)、「AIなどデジタル技術の導入・活用」(28.6%)もあった(複数回答)。

 しかし、実際に「デジタル技術の導入・活用」を実施している企業はまだ53.8%にとどまり、27.8%は「未導入だが、導入を予定」、18.4%が「未導入で、導入の予定もない」と答えていた。未導入企業に理由を聞くと、「人材がいない」(27.3%)、「人材育成の仕組みがない・不足」(26.8%)などを挙げており、競争力格差が人材に起因することが浮き彫りになった。

 調査は5月1~7日に実施。首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県)以外の企業経営者・役員500人の回答を集計した。

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