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2026年8月28日

7月有効求人倍率は1.18倍の横ばい、新規求人は低下

n260828.jpg 厚生労働省が28日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同じ1.18倍となった。都道府県別(就業地別)の倍率は福井県と山梨県の1.69倍が最高で、最低は大阪府の0.95倍。先行指標の新規求人倍率(季節調整値)は前月比0.06ポイント低下の2.10倍、正社員の有効求人倍率(同)は前月と同じ1.00倍だった。

 有効求人倍率は、昨年1月の1.25倍からはほぼ一貫して低下傾向が続き、今年1月からは1.18倍~1.19倍の間で推移していた。5月は21年末と同じ1.17倍まで下がったが、6月はわずかに上昇に転じ、狭いレンジで推移している。

 企業側の有効求人数約225万人(原数値、前年同月比2.3%減)に対して、有効求職者数は約196万人(同0.9%増)。新規求人数は約82.7万人(同0.8%減)となり、前月より約3.1万人増えた。

 産業別の新規求人では、前月と同様に「製造業」が同6.8%増と大きく増えたが、「宿泊、飲食サービス業」が同10.7%減、「生活関連サービス、娯楽業」も同6.5%減となるなど、全11産業のうち6産業でマイナスとなった。

7月完全失業率は2.4% 0.1ポイント低下

 総務省が28日発表した7月の就業者数は約6850万人で、前年同月と同じ。完全失業者数も前年同月と同じ約169万人だった。この結果、完全失業率(季節調整値)は前月比0.1ポイント低下の2.4%に下がった。失業率は昨年7月の2.4%以降、2.6~2.7%の狭い範囲で動いていたが、今年4月に再び2.5%まで低下。3カ月連続の"底ばい"で推移していたが、人手不足を反映して1年ぶりに2.4%に低下し、労働需給はひっ迫している。

 男女別では男性が2.6%、女性が2.1%で、男性が前月から0.1ポイント低下、女性も同0.2ポイント低下した。

 完全失業者169万人のうち、「勤務先都合」による離職は約21万人(同1万人増)で、「自己都合」離職は約76万人(同5万人増)。この結果、「新たに求職」は約43万人(同3万人減)とやや減少している。

 形態別雇用者数では役員を除く雇用者5879万人のうち、正規従業員は3736万人(前年同月比16万人、0.4%増)で33カ月連続の増加。非正規従業員も2143万人(同15万人、0.7%増)と4カ月連続で増え、非正規比率は36.5%(同0.1ポイント増)となった。

 非正規の内訳はパートが1040万人(同21万人増)、アルバイトが472万人(同10万人減)、契約が271万人(同5万人減)、派遣が160万人(同7万人増)、嘱託が113万人(同2万人増)となり、パートの増加とアルバイトの減少が目立った。

 産業別就業者では、「卸売、小売業」が1028万人(同15万人減)、「製造業」も1026万人(同3万人減)に減った一方、「生活関連サービス、娯楽業」が239万人(同13万人増)に増えている。

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